CGエンジンのヘッドチューンごっこ
〜ヘッド載せ替え作業編@〜
いよいよ、コツコツと作ってきたヘッドを組み付けます。
作業の間は、クルマが使えなくなるので、作業は迅速に進めなくてはいけません。
土日の二日間で作業を完了する約束で、クルマを明けてもらいました(^_^;)
下にもぐる事を想定して、クルマは持ち上げてます。
燃料系の配管を外すかもしれないので、燃料ポンプのヒューズを抜いてクランキングします。
これをやらないと、燃料の残圧で、ホースから燃料が噴き出します。コワイヨー
冷却水がこぼれてくると困るので、冷却水も抜きます。
オイルは良いんだっけ?って思ったけど、抜かなくて大丈夫でした(^.^)
さーて、どうやってヘッドを剥がすか・・・
ヘッドそのものは、シリンダブロックに10本のボルトで固定されています。
そのボルトを回す六角レンチ(10ミリ)も買ってあります。
しかし、それよりも、いろんなつながりを切り離さないと、ヘッドが取れないのです。
聞いた話では、インマニの交換ってものすごく大変らしい。(の●さん談)
MCD本部で予備エンジンのバラシをした時は、エンジン単体だったから作業は楽なはずだけど、それでもインマニの取り外しが大変だった(^_^;)
そこで、僕の作戦は「マニ付きでごっそり交換大作戦!!」
つまり、狭いエンジンルーム内でインマニ&エキマニの付け外しをするくらいなら、ヘッドに両方ともつけたまま、一体で交換してしまおうというモノです(^O^)
そのためには、マニから外についてる、いろんなつながりを片っ端から切り離します。
よぉ〜くエンジンルームを覗いて、何をどこから切り離すか、イメトレです(^_^;)
交換作業ならいつも重要な「初期状態の記録」も、同時に行います。
元に戻せばいいだけの作業も、後になってから「どうなっていたっけ?」ってならないように、デジカメを使って、メモ用紙も使って、何がどこにつながってるか、配線・配管の取り回しはどうなってるか、記録します。
デスビの順番も、見ておかないと分かんなくなっちゃう(^_^;)
デスビも取って、サーモのハウジングも取ります。
サーモのハウジングを取ったら、冷却水がちょっとこぼれました。
この後、またラジエータのドレンを外したら、もう少し抜けました。
いよいよ、ヘッドカバーも取っちゃいました!
1番シリンダーに棒を立てて、圧縮上死点を出します。
棒が一番上がる点で、カムの山が外向きになるまで、カムをモンキーで回して行きます。
もうひとつ重要なのがチェーンとスプロケの合いマーク。
フロントカバーも取って、確認。
もひとつ重要なのは、奥に見えてるスプロケとチェーン(^_^;)
分かりにくいですが、上にチラリと見えてるのがカムスプロケ、CGと書いてるスプロケの奥にあるのがクランクとつながってるチェーン&スプロケ。
黒いコマとスプロケのマークは合ってません。
合ってなかったら、ヘッド交換後に合ってないこの位置に戻せばイイだけですw
白ペンでマーキングしました。
(実際はここは外さないけど、どこの位置にあったのか、記録が大事です)
気温は9.5℃、もうお昼(^_^;)