これからが本当のばね交換作業。
カットしたバネ（上）とノーマルばね（下）です。
カットしたバネの自然長がショックのストロークよりも長いので、遊ばないと判断できます。
コンプレッサーをかけて、ぐいぐいと締め込み、バネを縮めます。
バネが圧縮されてかなりのエネルギーが溜まりますので気をつけて。
ねじ部にはＣＲＣやグリスを付けると作業が楽で、ねじも痛みません。
（新品の時は特に潤滑が大事です）
逆にコンプレッサーのひっかけ部分が横滑りすると、バネが大爆発してケガします。
上の写真のように、バネの両側に１本づつ均等にかけます。
締め込みも交互に均等に締めます。
ここで１つ失敗をやらかしました。
いくら締めても、ヘッドナットが遊んでこないのです？？？？？
でもそれは、バネの縮みと一緒にショックが縮んでいたからでした。
ガス封入式のショックだと、シャフトは勝手に伸びてくるので、分かるのですが・・・・・・
プライヤでヘッドナットをつまんで、引っ張ると十分にナットが遊んでいました（藁。
ここでバネの締め込み作業は終了。
ヘッドナットを外して、アッパーシートを取り出します。
取り出した部品は上の写真のように順番が分かるようにしましょう。
バネの下側にゴムみたいなのが付いてるので、引っ張って外し、新しいばねにハメ込みます。
新しいバネは、カットしたほうを下にして組み付けます。
バネ単体でコンプレッサをかけて、圧縮します。
外した時と同じくらい圧縮したら、今までの逆の手順で組み付けていきます。