原チャリ復活 大作戦!
我が家にやってきた、HONDA Dio AF18・・・原チャリですw
お友達から、貰っちゃいました、不動車です。
さっそくバラバラにして、あちこち調べました。
不動車の状況としては、キックを下ろすと空回りしてるような手ごたえの無さ。
バッテリつないでセルを回しても、クランクシャフトが回ってるシュポシュポ感がまったく無し。
レストアするにしても、まずエンジンがかかってくれないと、やる気がね(^_^;)
方向性も変わっちゃうから、まずはエンジンを確かめる事にしましょう。
キックが空振りするんだから、どこかのギヤが欠けてるのか、飛び込みのバネが外れてるとか・・
いろいろ想像しながら、ケースを開けてみることにしました。
何かがカランと落ちて、ケースOPENです(^_^;) ナニガオチタ??
ケース内には、Vベルトとプーリーが入ってます。
おーコレコレ、雑誌で見たこと有るよ!
実はスクーターのこんなトコ開けるの初めて(爆)
カランと落ちたのは、ナットでした。
なんかのナットが取れてるよ、おいおい(>_<)
ナットは、エンジン側プーリーを固定するナットでした。
コレが外れてるから、キックもセルも空回りだったんだなぁ。
じゃぁ、ナット締めましょうよ。
簡単なことじゃないですか(爆)
こんなんであっさり直っちゃって、明日から原チャリライダー!!
ん?
いくらナットを回しても、いっこうに締まりません(^_^;)アレ?
ラチェットやめて、メガネで回してみると、見事に軸も一緒に回ってるジャンORZ
世の中の人は、どうやって締めてるんだ??
Googleで調べると、こんな工具があるらしい↓
つまり、プーリーの外周ギヤ部分にこいつを噛まして、プーリーを固定するんだな。
通販で¥4,000−・・・・・・・アホー!買えるかそんなモン(ーー;)
って、待てよ?
プーリーは、手で押さえてたジャン。
なんでプーリー回ってないのに、ナットが締まらんの(@_@)??
プーリーには内径にギザギザ(スプライン)切ってるのに、軸が丸いよ?
よく見ると、軸の付け根にはギザギザがあるのに、プーリーの入るところにはギザギザ無いよ?
もっとよく見ると・・・・・軸のギザギザがなめてる(>_<)
それじゃ、¥4,000−出して工具買っても、解決しないな。
しかもこの軸、クランク軸じゃね?
交換するとなれば、クランクケース割るんですか?
そりゃ、無理ぽ。
エンジンそっくり載せ変えたほうが早いよ・・・・ってか、そんな金は無ぇ!!
なんとかインチキ臭ぁ〜く、直したい。
う〜〜〜〜ん。
あ、考えてみればギザギザ付いてるけど、ナットが締まればいいんでしょ?
軸が一緒に回っちゃって困るなら、インパクトでガツンと締めたらいいじゃん(^o^)/
インパクト持ってないけど・・・・(^_^;)
そんなプライベーターなら、こうやって締めますぜ↓
どこの家庭にもある、ゴムハンマですw
写真ではラチェットが宙に浮いてますが、実作業では左手でラチェットを保持して、右手でハンマーです。
左手は、工具が落ちないようにしっかり奥まで押し込む。
右手で、急激な回転を作るように、叩く!叩く!叩く!
これで、ある程度締まると、軸の共回りがなくなりますが、なにせ駆動系ですから、しつこくシツコクたたいておきました。
んで、右の方には遠心クラッチがあるんだけど、ここのナットも緩んでた(爆)
同じ原理で、ゴムハンマで叩く!
できればこの様に、メガネの方がダイレクトでいいですね。
さーて、ここまでやれば、キックorセルで、エンジン始動試験ができますね!
ケースを閉めて、キーを回して、ゆっくりキックをおろす。
お、圧縮の感じがする! 空回りしてない!!
それじゃぁ、本気でキック!キック!キック!・・・・・・
かかんない(-_-;)
やっぱり、不動の期間が長いと、キャブとかダメになっちゃうのかなぁ〜。
ためしにキャブのドレンを緩めると・・・・ガソリンが出てきました。
ヨシ、基本に返って、エンジンの3要素を確認しよう。
@圧縮はあるか?⇒空回りを直して、キックに手ごたえ有りOK
A燃料は出てるか?⇒フロート室まではガソリン来てるはずだけど、念のため吸気側にパーツクリーナを吹き込んでおく。
B点火はできてるか?⇒点火はさっき、プラグを確認し・・・・
・・・・・あ(゜o゜)・・・・・・・・・・・・・・・プラグ見ようとして、プラグコード外したままでした(>_<)
プラグコード挿してキックしたら、一発で目覚めた!
モクモクと吐き出される紫煙。 やったね2ストだ(・∀・)イイ!
なんとかエンジンが動くことを確認できたので、がぜんやる気が出てきました!!!
さーて、次は何するの?